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PDEAパワーデバイスセミナー

パワーエレクトロニクス電力変換技術の現状と課題

日時
2023年07月28日 13:00~16:00(予定)
会場
品川フロントビル会議室
東京都港区湊南2-3-13 品川フロントビル B1階
主催
一般社団法人パワーデバイス・イネーブリング協会
協賛
株式会社アドバンテスト
後援
システム・インテグレーション株式会社、
東京大学大学院工学系研究科システムデザイン研究センター、
一般社団法人日本電子デバイス産業協会(NEDIA)、
ナノテスティング学会、
一般社団法人九州半導体・デジタルイノベーション協議会(SIIQ)、
公益財団法人北九州産業学術推進機構(FAIS)
参加費
無料
(会場参加、オンライン参加いずれも無料)
定員
会場:60名
オンライン:100名
※定員に達し次第、お申込みを締め切らせていいただきます。

本セミナーの申込は終了いたしました。

企画趣旨

エネルギー問題は日本のみならず世界的な問題となっています。特に電力を効率的に使用する技術は社会インフラから私たちの身近な生活で使用する電子機器のすべてに共通する課題となります。
本公演では電力を効率よく使用するためのデバイス、回路技術についての現状と取り組むべき課題についてご紹介いたします。

セミナープログラム

※ 講演者・講演タイトルは都合により変更する場合があります。ご了承下さい。

事務局からのお知らせ
13:00~13:05
【講演】 「最先端技術の開発は良いけれど、ガラパゴス化してないか日本のパワエレ!?」
13:05~13:50
講師
国立大学法人大阪大学大学院 工学系研究科 電気電子情報通信工学専攻 教授 舟木 剛 氏
概要
パワーエレクトロニクスにおいて,Si やSiCパワーデバイスなどの最先端技術の開発において我が国の技術開発力はほぼトップクラスである。これらのパワーデバイスの特性を活かすためにパッケージングや回路実装の技術が不可欠であり,これに用いる接合材料,絶縁基板,封止材料の開発とともに高性能なパワーエレクトロニクスが実用化されている。ただしこれらは多品種小量となるカスタム品であり,開発費が多くかかり,大きな売り上げや利益率に繋がりにくい。こんなんでいいのか?について問題提起する。
休憩 13:50~13:55
【講演】 「次世代応用を目指したパワーエレクトロニクスの最新技術動向」
13:55~14:40
講師
東京都立大学大学院 システムデザイン学部 教授 和田 圭二 氏
概要
SiCパワーデバイスの可能性や限界、そして技術の変化や新たな動向に注目が集まっています。特に,高効率・小型・軽量の電力変換回路への適用研究が活発に議論されており、最近では自動車業界を中心に実用化も進んでいます。一方、まだ導入が始まっていない新規応用分野への適用についても議論が進められています。特に、SST(Solid State Transformer)への適用は、次世代配電系統での効率的な電力管理が可能となると期待されています。本講演では、新型パワーデバイスの実用化と、これがもたらす期待される社会実装技術について詳述します。
休憩 14:40~14:50
【パネルディスカッション】 「パワエレ/パワーデバイス業界で日本が生き残るには」
14:50~15:20
講師
モデレータ グリーンパワー山本研究所 所長 兼 PDEA理事 山本 秀和 氏
パネラー  大阪大学大学院 舟木 剛 氏
パネラー  東京都立大学大学院 和田 圭二 氏
概要
これまで日本はパワーデバイス業界をけん引してきた。しかしながら、その地位は徐々に低下してきている。このままでは、Si集積回路等の他の電子デバイスのように海外メーカにその地位を奪われることになる。世界最大のパワーデバイスメーカであるインフィニオンの勢いはすさまじく、中国にも肉薄されてきている。その状況は、SiおよびSiC、GaN等のワイドギャップ半導体パワーデバイスに共通している。この状況を打開するための方策はあるのかを議論したい。
名刺交換会(会場参加者のみ)
15:20~16:00

本セミナーの申込は終了いたしました。

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